アイシン産業株式会社

仕事インタビュー

工場と営業を繋ぐ役割。アイシン産業・品質管理課の仕事とは|社員インタビュー


皆さんこんにちは。「『粉』を操る技術でお役に立ちたい」という気持ちから1972年に創業し、粉に関わるすべてのお客様のために、最適な粉粒体ハンドリング機器・装置・設備を提供しているアイシン産業株式会社の広報担当です。


現在、アイシン産業では一緒に働く仲間を募集しています。


そこで今回は、実際に働いている社員にインタビューを実施。どういった業務を担当しているのか、チーム内の雰囲気やどんな方が向いているのかなどについて話してもらいました。


■4年のブランクを経てアイシン産業へ入社


─早速ですが、自己紹介をお願いします

品質管理課に所属しています。品質管理課で発行する書類作成などの事務業務を担当しています。主に品質管理課のメンバーや製造部が検査したデータを元に、お客様へ報告するための書類を作成しています。


アイシン産業に入社するまではどういったご経歴だったのでしょう?

前職は製造業の管理部門で、総務秘書関連の仕事をしていました。配置転換で営業事務の経験もしました。結婚し、産休・育休を取得しながら働いていましたが、夫の海外転勤が決まり、第一子が小学校入学前に、私は退職し帯同することにしました。海外旅行とは違い、実際に住んでその国の文化に触れることは、とてもいい経験になり、充実した生活を送っていたのですが、数年後のコロナ禍で帰国することになりました。日本に戻ってきて生活が落ち着いてきたころに、アイシン産業に入社しました。


入社してからはずっと品質管理のお仕事を?


はい。入社当初は、午前中だけの短時間勤務で採用されましたが、少しずつ任される業務も増え、業務の範囲も増えたことにやりがいを感じるようになったことから、上司と家族とも相談しながら、現在は15時半までの勤務に伸ばしてもらいました。

■お客様に提出する書類だからこそ、ミスは絶対にないように

実際に入社してみて、品質管理の仕事はいかがでしょうか?


最初は、書類作成のサポート業務や、書類整理などでしたので、家庭との両立もスムーズにスタート出来ました。上司も丁寧に教えてくれますし、上司が他部署の方にとても頼りにされていると感じました。


以前、上司が出張で不在の時に急ぎの書類作成依頼を受けたのですが、入社3ヶ月の私では経験したことない内容が含まれており、困っていたところを他部署の方がすぐフォローしてくださったことは、今でも感謝しています。


上司と他部署の連携が取れているからこそ、このようにフォローしてもらえたのだと思いました。

1日の流れを教えてください。


毎朝、朝礼後は、検査書類の作成を優先的に行っています。


毎日、工場では、製品が完成し出荷されています。お客様にご迷惑が掛からないように、出荷された製品の検査書類を速やかに提出しなければなりません。また、検査の準備や補助、片付けなどを行っていると、あっという間に15時半になっています。


そのほかにも、当社には部署の垣根を超えた、様々なワーキンググループがあり、その中の『魅力ある職場づくりワーキンググループ』に私は所属しており、日々、社内環境改善などに取り組んでいます。


働く上で大切にしていることや意識していることはありますか?


絶対にミスがないように何度もチェックするように意識しています。お客様にとっても当社にとっても信頼に関わる重要な検査書類を作成しているので、誤字脱字から内容のチェックまで、細かいところまで見落とさないように気をつけています。


また、もう一つ大切にしていることは、他部署の方とも積極的にコミュニケーションを取ることです。工場の方たちがいないと製品は完成しないですし、営業の方たちがいないとお客様からご注文を頂くことは出来ません。品質管理課は、工場と営業の方々とかかわることも多い部署です。他部署の方と交流を深めることで仕事も楽しくなり、業務も円滑に行えるようになると思います。私が困っていた時にフォローしてくださった方たちのように、私自身も少しでも力になれたらと思って日々行動しています。

■それぞれの特性を生かし、バランスのとれたチーム

現在一緒に働いているチームの雰囲気はいかがでしょうか?


品質管理課は、私を含めて5名です。女性は私一人で、年長者にもなりますが、上司は若くても、知識と経験、他部署からの信頼もあります。また、検査業務を行う若いメンバーも、勤勉で行動的なので、一緒にいて勉強になることばかりです。長年勤務された検査員の定年退職も重なり、比較的、新しいメンバーの集まりですが、それぞれの特性を生かしたチームです。


チームワークよく仕事ができたと感じたエピソードはありますか?


昨年、新社屋の移転がありました。そのため、検査室も大きく変わったのですが、新機器の導入などに対して個々が一生懸命注力し、スムーズに検査が行えるように整えられたのは、チームでやり遂げられたことなのではないかと思います。


製品の不具合・トラブルを未然に防ぐ部署なので、検査室の移転があって忙しかったからといって、決してミスがあってはいけません。そういう部分はチーム力で乗り切ったと感じました。


また、現状に満足せず、課内ミーティングでも業務改善について、常に話し合っています。


会社全体としては、どういったメンバーが多いですか?


真面目な方が多いです。もちろんコミュニケーションが取りやすく、話しやすい雰囲気です。私もですが、仕事とプライベートの時間にメリハリをつけている方が多いです。

■やりがいを感じる瞬間は「お客様の要望通りの製品が出荷の段取りまで辿り着いた時」

日々の業務の中で、やりがいを感じる瞬間はいつでしょうか?


私が作成した検査書類が、実際にお客様の目に触れるので、1件ごとにやりがいを感じています。


また、特殊な仕様の案件ですと、製品が完成した際に、お客様が製品をご覧になって確認されるので、無事にお客様のご要望通りに完成し、検査も合格し、出荷の許可を得られた時はとてもやりがいを感じます。


今後、チャレンジしたいことや目標はありますか?


品質管理検定(QC検定)を受験したいと思っています。日々学んだ知識と経験を検定で発揮出来たら、モチベーションアップに繋がると思います。


特に品質管理においては、どういう方が向いていますか?


コミュニケーション能力に加えて、丁寧に仕事を進めることが大切だと思います。当社の不具合・トラブルを未然に防ぐ部署ですので、正確性が求められます。確認作業などを苦に感じず、自然にできる方が向いていると思います。ご応募お待ちしております。