アイシン産業株式会社

仕事インタビュー

当たり前のことを当たり前のようにやるのがアイシンのスタイル。営業本部長が大切にしている行動指針とは


皆さんこんにちは。「『粉』を操る技術でお役に立ちたい」という気持ちから1972年に創業し、粉に関わるすべてのお客様のために、最適な粉粒体ハンドリング機器・装置・設備を提供しているアイシン産業株式会社の広報担当です。


現在、アイシン産業では一緒に働く仲間を募集しています!


今回は取締役営業本部長の篠崎に、アイシン産業が大切にしている“行動指針”について話してもらいました。


異業種からアイシン産業へ。急な異動も“営業職”の楽しみを徐々に見出せた


自己紹介をお願いします!

取締役営業本部長の篠崎です。現在は大阪営業所の所長も兼務しています。


具体的にはどのような業務を担当しているのでしょうか?

営業本部長としては、各営業拠点における案件の進捗状況の把握・管理、社内業務の簡素化に取り組んでいます。また、DX推進部、販売管理課に相談しながらデータ集計を行っています。

そのほか、カスタマーサービス部も営業本部と連携しているので、顧客満足度を上げるためCS(カスタマーサービス)のメンバーが働きやすい環境を整えたり、仕事を円滑に進められるようにアプリを導入したり、見積もりの内容を精査したりしています。

営業本部長としてはまだまだ未熟者なので、これからもっと成長していかなくてはいけなく、周りの意見を吸い上げながら、どのような形が最適か模索しながら進めているところです。


営業と社内の業務改善やCSとの連携、さらに大阪営業所の所長と大忙しですね。

元々は営業の担当先と数字は持っていたのですが、「営業本部全体をまとめてくれ」と日頃から要望を受けていたので、現在は営業本部長として全体を管理できる体制に移行しています。

営業本部に、販売管理課とカスタマーサービス部がつながった組織となり、その全体を見ている形です。

─篠崎さんがアイシン産業に入社したのはいつですか?

27歳の頃に中途で入社しました。

─アイシン産業に転職するまではどんな仕事を経験してきたのでしょう?

1社目では経理業務を担当していました。その後、CADの学校へ行って勉強し、2社目は建築関係の住宅メーカーでCAD設計や材料手配、職人さんの手配、現場確認や現場作業を含めて幅広く業務に携わっていました。

─そこからアイシン産業というと、別業種に振り切った形ですよね。何かきっかけはあったんですか?

バブルが弾けて住宅メーカーが底冷えした頃に、前職の先輩がアイシン産業へ転職したんです。その後自分のキャリアをどうしようかと悩んでいたときに、その先輩から「すごくこの粉体業界は面白く、飽きないからアイシン産業へ来たらどうか」とお声がけいただいて、一念発起して入社に踏み切りました。

─入社後は、すぐに営業へ配属されたのでしょうか?

いえ、1年目は製造の管理課で働いていましたが、「営業の方が合っているのではないか」と上司より声がかかり、異動することになりました。営業の仕事はそれまでにやったことがなかったので、最初はなかなか自分が活躍する姿が想像できない中での異動でした。

─そこからどのように営業としてステップアップしていったのでしょうか?

異動当初は営業で活躍するイメージは沸かなかったのですが、上司から「数字をあげ、実力がついたら給与面に反映する。文句を言わずやるだけやってみろ」と言われ、モチベーションを持ち直しました。実際に営業の業務と真剣に向き合ってみると、数字は日に日に上がっていくことが実感でき、営業職の楽しみを見出せたと感じています。

行動指針について


アイシン産業が大切にしている行動指針について教えてください!

アイシン産業には、14個の行動指針があります。若手はもちろん、私のような昔からいる何十年選手の社員にも身に染みる言葉が書いてあるんですよね。

そして、14個どれもが当たり前のことですが、昔はできていなかったところがあったのだと思います。特に「こまめに報告し、相談する」「とにかくクイックレスポンス、まず返答」は本当に当たり前ですよね。当たり前のことを当たり前のようにやる。それがアイシン産業のスタンスとなり、社長からのメッセージだと思っています。

また、「現状に満足せず、変化を常とする」「評論家にならず、自ら行動する」といった言葉がありますが、営業職として、行動指針に則って停滞しないように常に変化することで、刺激ある営業スタイルを確立することに繋がっていると思います。

─篠崎さんが特に大切にしている行動指針はありますか?

「真実に基づき行動する、虚偽は厳禁」と、これまた当たり前ではありますが、私が一番大切にしている言葉です。

営業マンがお客様からの聞き取りや思い込みによる間違い、社内業務の入力ミスを初め、設計時や出荷時など、完全にミスをゼロにすることは人間がやっていることなので難しいです。時にはミスから目を背けたくなってしまうこともありますが、狭い業界になるため、虚偽報告をすると信頼関係が一気に崩れてしまいます。

行動指針を常に頭に入れながら、真摯に受け止め、お客さまに正直にお詫びをし、改善案を出して最短で対応していくことを大切にしています。行動指針のおかげでより意識できていますし、お客さまと継続的にお取引できていることが、しっかりと対応できている証拠なのではないかと思います。


あとは、「よく勉強し、自分の質を高める」と行動指針にあるように、弊社はチャレンジ精神旺盛なメンバーが大好きな会社です。社内のテストを含め、社員が積極的に挑戦している姿がよく見受けられます。何かあれば、テストをして検証し、事実に基づいてお客さまに報告する。それによってお客さまとの深い関係性は築けますし、私たちの知見にもなる。それが弊社の方針であり、私の軸にもなっています。

50歳を超えても「まだまだ学んでいきたい」


今後、個人的にどんなことにチャレンジしていきたいですか?

行動指針の中に「よく勉強し、自分の質を高める」という言葉があるので、自分の質をいかに高めていくかにチャレンジしていきたいと思っています。

いろいろなクライアントと意見交換をするためにも、自分でよく勉強し質を高めていきたいです。私は、サラリーマン50歳からがさらに勉強するチャンスだと思っている人間なので、私も50歳を超えて役員になりましたが、分からないことはたくさんあり、もっと学んでいきたいですね。

そして、自分でも勉強しつつ、いろいろな方と会話をして刺激を受けることも大切にしています。自分の考えが停滞しないよう、周りから刺激をもらいながら、アイシン産業をより良くするためのアイデアを生み出していきたいです。


5年先・10年先のイメージは持っていますか?


上にいるとどうしても周りの意見を聞き取りづらいということが出てきてしまいがちなので、役員という立場ではありますが、私自身が中心となって各方面からの意見を吸い上げ、働きやすい環境を整えるスタイルを続けていきたいと思っています。

そして、諸先輩方が築き上げたアイシン産業を、より長く、より多くの人に知ってもらいたいですね。そのために日々アンテナを張り、お客さまからのヒントや情報を吸い上げながら他社にないものを開発して提供することで、行動指針の「ニッチトップ『アイシン』ブランドを確立する」へと全員でまい進していきたいと思っています。

マッチするのは“仕事に飢えている人” チャレンジ精神のある人に活躍してもらいたい


最後にアイシン産業への応募を検討している方にメッセージをお願いします。

個人的には、今いる業界に関係なく応募してきてもらいたいと思っています!

私も入社当時は機械音痴でした。ですが、弊社には1から教えられるシステムが整っているので、尻込みせずにチャレンジしてほしいです。

そして、若手中堅クラスに関係なく、“仕事に飢えている人”がマッチすると思います。「もっと自分はできるのではないか」「自分の殻を破って自分を変えたい」と感じている人や、さらなるキャリアアップを目指している人は、是非アイシン産業でチャレンジし、活躍してもらいたいと思っています。

弊社は、各部署メンバーみんなのバックアップ体制は整っていますので、助け合いながらお互い成長していけたらと思います。