ワークもライフも充実感を持ってワクワク楽しめるように。アイシン産業の働く環境
皆さんこんにちは。「『粉』を操る技術でお役に立ちたい」という気持ちから1972年に創業し、粉に関わるすべてのお客様のために、最適な粉粒体ハンドリング機器・装置・設備を提供しているアイシン産業株式会社の広報担当です。
現在、アイシン産業では一緒に働く仲間を募集しています!
今回は常務取締役管理本部長の宮川に、アイシン産業の働く環境について話してもらいました。
■バックオフィス業務を中心に、中国法人立ち上げや営業も経験
─自己紹介をお願いします!
常務取締役管理本部長の宮川です。総務・経理をメインで行う経営管理部などを管轄する管理本部に所属しています。現在はそこに籍を置きながら、スタッフを後ろで支えるバックオフィス全般を担当しています。
─宮川さんがアイシン産業に入社したのはいつですか?
2006年1月です。勤続18年半になります。
─アイシン産業に転職するまではどんな仕事を経験してきたのでしょう?
大学を出てから“IT特化のファイナンス会社”に10年間勤めていました。簡単に言うと、パソコンやサーバー側のホストコンピュータなど、コンピュータ全般を官公庁や民間企業にレンタルリースするような企業です。
今とは扱っている物も違いますし、ロータリーバルブや粉体の技術的なバックボーンはありませんでしたが、前職でも人事の経験があったので、それを生かしてアイシン産業で働き始め、現在に至ります。
─入社後からずっと現在のような業務を担当されてきたのですか?
入社後、最初のうちは総務経理・人事労務の業務が多かったですが、徐々に経営に関わっていくようになりました。それでも基本的にバックオフィス中心の仕事内容ですが、中国法人立ち上げの手伝いをしたり、一時期は九州の営業所で営業の業務に携わったりしました。
■アイシン産業が目指す働きやすい環境
─アイシン産業が目指す“働きやすい環境”とはどういったものでしょうか? 働きやすさの定義について教えてください。
会社として「私たちはこんな職場を目指します」という7つの定義を掲げています。元々、9カ年の長期経営計画の中で「働きやすい職場を実現する」という目標を定めており、その一環として、およそ3年前から働きやすさについて言語化することを始めました。
有志のメンバーで「どんな会社を目指したらいいか」を議論したり、メンバーにアンケートを取ったりする中であがってきた意見を絞り、「実現できたら、魅力ある働きやすい職場になるのではないか」という7つの定義が作り上げられました。構想は3年前からスタートし、実際に社内外で周知し運用が始まったのが2年ほど前です。
─策定にあたっての思いを聞かせてもらえますか?
7つの定義を通して、「全ての顧客・協力会社・従業員・役員・株主の心身ともに豊かなくらしの実現をサポートする」というアイシン産業の経営理念を実現したいと考えています。気持ちよく、ワクワクしながら仕事ができることが、まさに心身ともにという部分に繋がってくると思うんですよね。
それを実現するため、新社屋への移転などハード面は少しずつ改善を進めてきました。そして今度はソフトの面も改善をしていきたいと思っています。例えば、職場内でのコミュニケーションだったり、さらに社員がワクワク働けるような仕掛けをしていきたいです。ハード・ソフトの両面から心地よく働けるような職場にしていき、最終的にみんながハッピーになれたらいいなと考えています。
─実際に周知を始めてからの変化は感じていますか?
7つの定義の策定に関わったメンバーはある程度理解して自分の中に落とし込めていますが、社内全体への浸透はこれからも引き続き取り組んでいく予定です。
「コミュニケーションがとれる職場」であればそのために研修を設けたり、「適正に評価される職場」であれば人事評価制度をブラッシュアップしたり、「みんなが成長できる職場」であればeラーニングを取り入れて好きな時間に学べるようにしたりと、それぞれの項目ごとにいろいろな活動をしています。それらが最終的にどう影響を与えているかはこれからというところですね。
■人事制度策定で納得感・公平感ある評価に
─福利厚生における具体的な特徴についてはいかがですか?
生命共済や医療保険など、万が一のときのバックアップ体制を整えています。また、社員食堂で食事の提供はありませんが、リフレッシュのためのお菓子や軽食の販売をしたりしています。それから健康経営への取り組みも行っています。現在は協会けんぽ、埼玉県の認定をいただいているところですが、将来的には中小企業の0.5%程度しか取れていない経済産業省の健康経営優良法人認定、そしてブライト500*を目指していきたいです。
*ブライト500:ブライト500とは経済産業省が運営する「健康経営優良法人認定制度」における中小規模法人部門のうち、上位500の企業に与えられる称号。
あとは、休日も多い方かと思います。一般的な製造業のように工場のラインで同じ製品を大量に生み出す形ではなく、あくまでも顧客のニーズに沿って製品や部品をカスタマイズして納品するビジネスモデルなので、休みが比較的取りやすい環境です。
ほかにも、リフレッシュデーでは定時退社を徹底したり、有給の取得奨励日を設けて連休を取りやすくしたりといった取り組みも行っています。
─人事評価制度についても詳しく教えてください。
2018年に策定した人事評価制度をベースに、時代の変化や実情に合わせてアップデートしています。具体的には、年に2回ある人事評価について、デジタル化を推進しつつ評価のフィードバックや可視化を行うことで、一人ひとりに納得感と公平感を持ってもらえるようにしています。
以前は正直なところ、自分がどう評価されているのかが分からないまま業務を行っていた部分もあったのですが、人事評価制度を策定してからは、会社や部門の課題を個人まで落とし込んだ目標を設定することで、意識しながら業務に取り組めるようになってきていると思います。評価制度については、これからもアップデートをし続けていきたいです。
■ハード面の整備から今後は“人”の部分へ
─今後、さらに働く環境を整えていくために必要だと考えていることはありますか?
ハード面についてはある程度良くなってきているので、これからはやはり“人”の部分に取り組んでいきたいです。そこが一番大事で、一方で難しいところでもあると思っています。
先ほど少しお伝えした通り、研修やeラーニングなど、社員の学びをより良くする取り組みは行っています。それに加え、それぞれに最も適した働き方が実現できる制度や環境の整備を進めていきたいと考えています。
どこまで実現できるかは分からないですが、変則的な勤務時間や在宅勤務なども取り入れることで、定時勤務が難しい方や遠方にいる優秀な人材を採用できるようになるでしょう。柔軟な環境を整えることは、前向きに検討していきたいです。現在も、上長経由で申請を上げれば変則勤務も可能とする制度はあるので、その範囲を徐々に広げていけたらいいですね。
─最後に、アイシン産業への転職を検討している求職者の方へメッセージをお願いします。
ここまでお伝えした通り、今後、アイシン産業ではより多様な働き方にチャレンジしていこうと考えており、その仕組みを一緒に作っていけたらうれしいです。
また、最近はよくワークライフバランスと言われますが、ワークもライフもどちらも充実感を持ちワクワク楽しめるようにしていきたい、経営理念にあるように全ての関係者の心身ともに豊かな暮らしを実現していきたいので、ぜひ一緒に叶えていきましょう。応募をお待ちしております!