「アイシン産業ってどんな会社?」社員座談会
皆さんこんにちは。「『粉』を操る技術でお役に立ちたい」という気持ちから1972年に創業し、粉に関わるすべてのお客様のために、最適な粉粒体ハンドリング機器・装置・設備を提供しているアイシン産業株式会社の広報担当です。
現在、アイシン産業では一緒に働く仲間を募集しています!
今回はアイシン産業という会社について知っていただくため、社員3名で座談会を実施。どんなチームに所属して働いているのか、これからアイシン産業でチャレンジしていきたいことについて語ってもらいました。
■さまざまなバックグラウンドからアイシン産業へ
─まずは自己紹介からお願いします!
Kさん:東京営業部に所属しています。アイシン産業に入社し2年ほどになります。以前は、作業用手袋や安全靴を取り扱う専門商社にて、営業として1年9カ月ほど勤務していました。小さい会社でしたので、問い合わせ対応や書類作成、ルート営業のほか、出荷業務などにも携わっていました。ただ、前職で急に上司が辞めてしまったこともあって十分に仕事を教わることができなかったので、新しい環境で一から学びたいと転職活動をスタートし、アイシン産業に転職しました。
Iさん:製造部の組立課に所属しています、前職の経験はなく、アイシン産業に入社し8年ほどになります。元々友人がアイシン産業で働いており、仕事内容を聞いて面白そうだと興味を持ち、リファラル採用で入社しました。
Nさん:品質管理課に所属しています。アイシン産業に入社し2年半ほどになります。前職は製造業の管理部門で総務秘書関係の仕事をし、産休育休を経て営業事務も経験しました。夫の海外転勤に帯同するために退職しましたが、コロナ禍で数年前に帰国し落ち着いた頃、アイシン産業の募集を見つけ入社しました。
─現在はどのような業務を担当しているのでしょうか?
Kさん:お客様に提出する見積書の作成と、お客様から注文されたものを社内に展開する際に必要な製作指示書を作ることが主な業務です。現在は内勤営業なので、特定の担当を持っているわけではないですが、お客様からのお問い合わせの対応なども行っています。
Iさん:営業の方が作ってくれる製作指示書や機械設計部の方が作図した図面を元に製品を組み立てていく仕事をしています。自社の工場にて、集めてきた部品を製品にするために組み上げ、完成まで仕上げることが担当です。組み立ては手作業もあれば、クレーンや電動工具を使って作業することもあり、塗装も行っています。
Nさん:私は、組立課の方が実際に組み立てた完成品に対し、組み立てたデータや品質管理課のメンバーが検査した内容を元に、お客様に報告するための「検査成績書」を作るのが主な仕事です。「ご注文いただいた仕様と相違なく製造されました」と証明するための書類になります。
─業務内容がそれぞれ多岐に渡っていますが、各仕事の中で関わることは多いですか?
Kさん:製品のことは実際に製品を組み立てている組立課の方たちがよく知っているので、分からないことはよく質問させていただいています。また、お客様立ち会いのもとで完成品の検査をすることもあるのですが、品質管理課の方たちとはそこで関わることが多いです。
Iさん:組立課は、営業や品質管理課はもちろんですが、部品を加工している加工課と関わることが多いです。「部品を仕上げる時にこうしてくれるとありがたい」「お客様の納期に合わせて加工の順番を変えてほしい」など、お願いがほとんどですが(笑)。
Nさん:品質管理課は全部の部署との関わりがあるように感じます。営業の方が作られた製作指示書を元に検査をしますし、実際に検査する製品は組立課の方たちが組み立てた物ですし、それが図面と相違ないかという部分で機械設計部の方にも確認を取りますし…。
やはりお客様の納期が大事になるので「期日までに検査報告をするためにも、製品の完成を優先していただくように」とお願いすることもあります。いろいろな部署との関わりがありますね。
■「常に会社がより良くなるにはどうしたら?」を考えている人ばかり
─所属している課やチームはどういった雰囲気ですか?
Kさん:東京営業部は、営業マンと私のような内勤で働く者、事務員の計9名で構成されています。分け隔てなくコミュニケーションが取れる方ばかりで、真面目で優しい方が多く、雰囲気としては穏やかで和気あいあいとしています。
普段から密にコミュニケーションを取れているので、問題が発生してもチーム内で相談して解決しようとしており、そこは特に魅力に感じています。週に一度、お客様の状況を確認するミーティングの場も設けられているので、情報共有もし合えていますし、メンバーと関わる機会は多いです。チーム内の仲は良いと思います。
Iさん:組立課は、基本的には黙々と作業に打ち込む時間が多いのですが、とはいえ堅苦しくはなく、誰にでも気軽に話しかけられる雰囲気です。話しながらも作業は止めないといった仕事の仕方をしていますね。
作業をしているとどうしてもヒューマンエラーが起こることがあります。それを責めてしまうと報告できない空気が出来上がり、最終的に大きなミスに繋がってしまうので、そうならないよう課全体ですぐに話し合いができ、フォローし合い、再発防止のためにみんなで一緒に考えられるところが魅力だと感じています。
Nさん:品質管理課は私を含めて5名で、女性は私一人、そして自分が一番の年長者なのですが、とても業務がしやすい雰囲気です。上司は私よりも若いですが、知識も経験もあり他部署の方からも信頼されている方で、「何か困ったら品質管理課に問い合わせる」という環境が会社全体にあるように思います。
他のメンバーもすごく勉強家です。言われたことをやるだけではなく、常により良くなるように自分なりに考えて行動しているので、私も日々勉強になっています。
そして、部署の垣根を超えて分け隔てなく関わりやすいことはもちろんですが、それぞれの部署で結束力があるとも思います。
─会社全体としてはどんな雰囲気がありますか?
Nさん:会社としても「Action + 1」といって、新たに何か気づいたり自分なりに行動したりしたことを評価する制度を設けているように、常々会社が良くなるにはどうしたらいいかを考えている方が多いなと感じています。
Kさん:入社当初からどの部署をとっても“人が良い”という印象を強く持っていました。たとえ作業をしていても質問すると話を聞いてくれるので、他部署との連携が取りやすいです。
Iさん:僕としては、製品を良くするための「ここをこうした方が良いのでは?」という提案や「これがあればより生産効率が上がるのではないか」といった発言を取り入れてもらいやすいと感じていて、提案がしやすい会社です。
■より世界にアイシン産業の名を広げていきたい
─個人・チームとして今後チャレンジしたいことはありますか?
Kさん:個人としては、現在内勤営業をしていますが、ゆくゆくは外に出て担当を持って営業を行う予定なので、一人前の営業マンになることが目標です。
チームとしては、既存のお客様がたくさんいらっしゃるのですが、会社として今後新規のお客様獲得に力を入れていく方針があるので、初めて問い合わせていただいた方からの注文実績をさらに取り、アイシン産業ユーザーを増やしていきたいと思っています。
Nさん:私は、品質管理検定(QC検定)の勉強をし、学んだ知識や経験を今の仕事に繋げ、少しでも検査の力になれるようにレベルアップしていきたいです。そしてチームとしては、新しいメンバーが多いので、新たな意見や検査方法などを取り入れつつ、さらなる業務の効率化を目指していきたいと思っています。
Iさん:溶接や旋盤加工の技術を習得できたら、より出来ることの幅が広がると思うので、個人としてはそこにチャレンジしていきたいです。
組立課の中では、現在「全員が加工課の機械も扱えるようにする」ということに挑戦し始めているのですが、逆も然り、加工課のメンバーが組み立てもできるようになれば、製造全体としてレベルアップしていけると思うので、チームとしてはそういった部分にチャレンジしていけたらと考えています。
─会社としては、どういったことにチャレンジしていきたいですか?
Iさん:既に海外へは中国・タイ・インドに進出していますが、より世界にアイシン産業の名を広げていきたいなと思います。粉体業界のトヨタになりたいですね。グローバル展開し、どの国・業界でもアイシン産業といえば通用するような会社に成長してほしいと思っています。
Kさん:現在の主力製品がロータリーバルブなのですが、「それ以外にもいろいろな機器に広げていきたいよね」というのは会議の話題にもあがります。それは会社としての一つの目標かなと。
あとは、国内ではアイシン産業はロータリーバルブのパイオニア的存在になっていますが、より海外に向けて力をつけ、どんどん名前を知ってもらえるように頑張っていきたいです。
─最後に、お客様にとってどんな存在でありたいか、教えてください。
Kさん:まだまだ経験が浅く、先輩方の姿を見ていてという形にはなりますが、お客様が困った時にパッとアイシン産業の名前が浮かぶような存在でありたいです。些細なことでも相談してもらえる機械メーカーでありたいなと思います。
Iさん:仕事の一環としてお客様の元にメンテナンスなどで伺う場面がありますが、メンテナンス後にお客様が安心して製品を使ってもらえるようにと一生懸命仕事をしています。「アイシン産業の製品を買えば安心できる」と思ってもらえるような存在でありたいですね。
Nさん:私もそう思います。そのために「安心してお客様に提供できるもの」という証明書を作っているので、その気持ちが一番大事だと思います。
─ありがとうございました。